森の生活者

鳥取駅の近くでやっている小さなベーグル喫茶の日記&お知らせ。

風車に関する署名活動をしています!

最近、風力発電に関して勉強しています。
放射能の危険もなく、CO2の削減にもつながる再生可能エネルギーとして、増えていけばいいなぁと思っていたので、設置予定地で反対運動が起きていると聞いて、なんでだろう?と疑問に思ったのが最初です。


私の嫁ぎ先も計画地に入っていることを8月くらいに知って、いろいろ調べながら話を聞いていくと、計画の進み具合に対して、谷の方々が理解できていない事が多すぎるように思いました。

私はそこで暮らしていないので、土地の借用費や、補償金が入ることによって、谷の活性化に繋がるという考えをもつ方々を否定は出来ないですが、計画のリスクやデメリットを理解した上での進行なのかは疑問なのです。

景観の問題や健康被害については、主観の入る問題なので、今はあえてその点には触れません。私の最も心配していることは人命と安全性です。

 

もともと土石流危険地域や急傾斜地崩壊危険地域が含まれる山間地を切り崩した場所に、何十基もの風車を設置して大丈夫なんだろうか?

もちろんプロが設計するので、すぐに倒れることはないと思うけど、35年計画(延長すると55年)の中で、近年の想定外と言われる雨や風の災害時に山林の地盤が緩んでいくことは容易に想像できます。果たして耐えうることは出来るのでしょうか?

故障時の費用、撤退時の積立て金は事業者に義務があると言っても、事業者に自己破産された時は誰がその費用をもつことになるのでしょうか?

維持管理が出来なくなった風車や工事用道路は、土砂崩れの心配があっても撤去されずそのままになってしまうのでしょうか?そんな危険な地域にお義父さんやお義母さんを住まわせることはできません!

設計図や風車の台数が未定のまま、とにかく最初に土地の契約書だけを交わそうとしている事業者を信用していいものか?

風力発電の実績の無い事業者が、国内で最大規模150Mもの風車を安全に維持管理していけるのか?
今回のような海外の会社は簡単に権利を譲渡したり、計画倒産もありうると耳にしたのでとても心配です。
事業者へは、県知事からも説明責任が果たせていないと注意されているにもかかわらず、その誠意ある対応を感じられない状態です。

計画地にあがっている他の地域の方々が、計画の見直しのための署名活動をしていると耳にして、私も今集めています!

一旦の締め切りが延長されて10月20日(火)なのでもう一週間ほどですが、まずは計画のことを知ってもらって、賛同頂けたら是非とも署名のご協力をお願いしたいです!
鳥取県外の方の署名でも可能です。遠方で持参が難しい方は代筆させて頂くので、メールでもかまいません。
何卒よろしくお願い致します。

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morinoseikatsusya@gmail.com (もりき)

※住所は都道府県名から番地、借家の号室まで正確にご記入ください。
※個人情報は署名の目的以外に使用することはありません。
※用紙の締切が10月20日(火)頃まで延長されているようです。

 

森木陽子・木下裕