森の生活者

鳥取駅の近くでやっている小さなベーグル喫茶の日記&お知らせ。

ひっそりと3周年を迎えました。

おはようございます。
実は昨日で森の生活者を始めて、まるまる3年でした◎
お店に足を運んでくださるみなさま、ブログを見てくれてるみなさま、いつもありがとうございます:)
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3年前の大雪の日。「なんか出来そうな気がするんだよな〜」ってゆう根拠なき楽観と、町に親しい知り合いが全くいなくて、確信は持てない不安な気持ちを、交互に感じていた日々を思い出しました。

変わった事は本当にたくさんあるけど、まだ3年しか経ってなの?って驚くのは、やっぱり今まわりにいる人との出会いの深さや、多さやを思ったときが1番な気がする。
店先で、スタッフ安藤と写真が撮りたい!と思って今朝撮影。
こうやって森の生活者の歴史が積み重ねられていくのかなーと思って、ちょっと嬉しかったです。

寒くて起きれないーっと思う日はあっても、工房まで来てしまえば、ベーグルを作りたくない日は無くて。未だに実験と検証の繰り返し。
知識としてわかっていても、何事も実感するまで納得できない性格なため、まだまだ1つ1つを掘り下げていくと、試してみたい事は限りなくあって。それはきっとこの先、一生かかっても全部やりきれないであろう程たくさん。だからいつも時間に追われているのだと思う。

そんな風に一生懸命になれることを見つけれた事も幸せだし、それを喜んでくれる人がいるおかげで3年前からの今の生活があるのだ、と思うと、本当にみなさまいつもありがとうございます!!

今現在の森の生活者の目指してる味は、「元気のでるベーグル」です。(珈琲やその他も。)今日も(明日も)がんばろ!って気持ちの湧くもの。
1つ1つの素材の味を活かすことは知識と技術を学び続けることで向上していけるけど、形や言葉にできない味の表現は、生地に気持ちを寄り添わせて問い続けることしか
なくて、答えは続けていくことの中でしかわからない。

調子が良いといい気になってがんばり過ぎて結果疲れたり、へばったり、そしてやさぐれたり(笑)、落ち込んだりすることもありましたが(きっとこれからもあるでしょう)。いつだって忘れたくない大事なことは、過信せず、でも妥協せず、肩肘張らず、出来ることを出来るだけやるということ。バランスを持つこと。自分の中の最良で毎日を生活していくこと。手は抜かない。出来ないことも出来るだけやる。

最近読んだ本の中で、「結局、自分の中にあるものしか、自分を育てられない。あなたらしくなるためには、あなた自身しかその手伝いはできないし、何よりも大事なのは、良いと思うことを育て『続ける』こと。」と料理家の先生が書かれていて、ちょっとぐっときました。

良いと思うことをこれからも続けていきたいと思います:)
4年目の森もどうぞよろしくお願い致します。