先日の土曜は１９時になんて寝れないよーっと言いつつも、パン屋修行時代は毎日２０時に寝て、スポルト観てから出勤するのが日常だったな〜っなんてことを思い出してました。
誰かの日常に豊かな時間をつくるためには、自分の日常をここまで犠牲にしないとそれってできないことなんだろうか・・ってあの頃いつも考えてました。
でも、私は誰かの日常を犠牲にしてまで欲しい豊かさなんてないしなーっと思うし。
何かが違うのはわかるんだけど、何が違うかは、当時の私にはわからなくて。とにかく必死で毎日がんばれるだけがんばるしかなかった時代。
毎日８時間くらいしか自分の時間がなくて、それ以外の時間は店でどうしたらお店がいい方向に向かうかとか、スタッフが働きやすくいいパフォーマンスが出来るようになるかとかばかり考えていたり。数十kgの粉や生地をスムーズに運ぶために筋肉むきむきなったり（笑）してた。やりたいことをやってるはずでも、自分自身の生活の理想からはどんどん離れていってるなって感じながら。
ここ数週に渡ってサプライズで神戸から次々に友人が来てくれてるせいなのか、本日オープンした「星粒憩食店」で初心を思い出したせいなのか。なんでこんなことを思い出してるのかわからないけど。
でも、神戸から来た友人が、「森の生活者がなかったら、鳥取に来ることなかったと思うー。どこに行ったらいいかわかんなかったし、こんなに鳥取に何度も来なかっただろうなー」って言ってくれて。「次に鳥取に来るときはここに行きたいなー」とか話してくれることがとても嬉しくて。
万人うけするお店には到底ほど遠いけど、少しでもそんな風に思ってくれる人もいるんだなーと。そんで、そんな人が増えていったら本望だなーと思った１週間でした。
今週もありがとうございました。
昔とは違う形で、自分のやり方で、自分の生活も大切にしながら頑張れるようになってきた気がする。いやいや、まだまだだけど；）
そのバランス感覚を忘れず大切にしていたいなーと思います。
