森の生活者

鳥取駅の近くでやっている小さなベーグル喫茶の日記&お知らせ。

2014-09-04

うちのお店に来てくれる数少ない女子高校生のお客さまと思っていた彼女に、昨日。「今大学の夏休みで帰省してて・・」って言われて、びっくり!
私の中で彼女はずっと高1の印象のままだったんですが(すみません)、いつの間にか大学生になられていた。確かに初来店が高1でも、うちのお店も3年目だしな・・と。早い。そして高1→大1ってすごい。

お店を続けるってこうゆうことなのかもしれない。と少し思いました。
なんだか嬉しかったです。

彼女は「将来が見えて来た。あの頃は若かったなーって思います。」て言ってたけど。今でも充分若いんだよー!!これからも、きっとまだまだ人生色々あるんだよー!と言いたい。いや、言ったけど(笑)。

でも、私も十代の頃は、きっとこの町で普通に就職して、普通に結婚して、子ども産んで、介護して、老後むかえて・・今後の人生もだいたい想像してることくらいしか起こらないって。なんて先の見えた面白くない一生だろう・・って思ってた。
この先起こる大抵のことはもうわかるし(決まってるし)、自分にはそれをどうすることもできないってずーっと思ってたなーなんて気持ちを思い出しました。

今はいつものお客さまが午前中に珈琲を飲みに来てくれて、今日も穏やかな1日だなーと思っていても、
鳥取でコーヒー屋をしてる友人が、ゆげ焙煎所まで遊びに来てくれたよって、今と昔の友人が繋がるような連絡が突然入ってきたり、コーヒーショップ時代の後輩が突然姫路から会いに来てくれたり。同じくコーヒーショップ時代の友人が、散歩中に素敵なベーグル屋さんをみつけたよ!って(ずっと食べたかった)旅ベーグルさんのベーグルを送って来てくれたり。しかも(友人の)淑ちゃんのイラストのポストカードにメッセージが添えられてたり。
時間と時間が繋がっていくような、そんな奇跡のようなことが連続してやってくる午後に思いがけず変わったりする。
たった1日の中の出来事でも、これから起こりうることなんて何もわからない、といつの間にか私は思うようになっている。

もちろん、そんなミラクルな日ばかりではないけれど。
気心の知れた友人と次の休日にモーニングする約束をしただけで、その日を楽しみに待ちわびる気持ちはキラキラしていて、それはまるで星の粒のように思えた。
いつの間にか、日常を見渡したときそんなキラキラの種が沢山潜んでいるように感じた1日。

そんなわけで、こじつけっぽい(文才ないから)ですが「星粒憩食店」のinfoカードが届いてます◎
また素敵なお店が近所に増える予感。

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